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2020年3月

スーパーでの奇遇

 先日、いつも通りカミさんのお供をして(運転手)スーパーへ買い物に出かけました。「アタシはね、お花を買える余裕さえあれば幸せ」が口癖のカミさん、先ず立ち寄るのが生花コーナー。この日買い求めたのは、あまりお気に入りの花がなかったのか、ピンクのカーネーション2本だけでした。

 野菜、果物、魚、肉、お菓子のコーナーを回ってレジへ、支払いを済ませて出たところで、カミさん「あーら、かわいい」と目の前の乳母車に駆け寄りました。満1歳を過ぎたくらいの赤ちゃんと目が合ったのです。

 母親に会釈をした後、自分の人差し指を握らせて「可愛いね」と微笑みかけました。すると赤ちゃんがニッコリ。「アラ、笑ってくれたの、ありがとう。じゃあこのお花あげるね」とカーネーションを握らせました。

 後日、そのスーパーに行ったとき、顔見知りの奥さんから声をかけられました。「この前、赤ん坊にカーネーションをあげなかった?」「ええ,あげたけど……」「やっぱり、その赤ん坊は私の孫だったのよ」「えーっ、どうしてわかったの?」「娘がまだ独身だったころ、私と立ち話しをしたことのある人だったようだって言ったので、ことによったらと思ったのよ」「へー、まさに奇遇だわね」

  二人して「世の中、狭いもんね」と大いに盛り上がっていました。

 

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朝の甘い香り

 朝起きて寝室になっている母家から新居(といってもすでに築22年)に向かう途中、かすかな甘い香りが後を追ってきた。まるで2~3軒先の家で作っている甘い料理の匂いが漂ってきたかのようだ。だが我が家の隣は路地を挟んだガソリンスタンド、ガソリンの匂いこそすれ、甘い香りなど漂ってくるわけがない。

 50㍍ほど離れたところのスーパーで調理している料理の匂いが、風向きによっては流れてくるこつとはあるが、まさか昼の弁当にこんな甘いにおいの料理があるまい、などとぶつぶつ言いながら洗面所を目指した。

 「何を朝からブツブツいっているのよ」「なんだか遠くから甘い匂いが漂ってきているような気がしない?」「ああ、甘い匂いねえ。そう云われれば……、イークンどう?」ついてきたネコに話しかけるカミさん。イークンもその気になって「ニャーン」「イークンも匂うってよ」

 結局は母家の玄関先にあるオガタマの香だろうという話に落ち着いたのだが、ネコと老夫婦3人家族の、ある朝の、埒もないやり取りではありました。

 

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花の島

Img_7990  ”花“といえば、俳句では桜のことになります。

種子島では1月の末に緋寒桜が咲き始め、続いて2月に入ればすぐ河津桜が満開になります。そして3月初旬の今は松月桜が満開です。

 そうです。種子島は花の島なのです。総合病院の入り口の脇に、細い路地の曲がり角、家庭の庭にも1本……と、車で西之表市内を車で走っImg_7991 ていると、後部席のカミさん「ここのお庭の櫻は御見事、わーきれい」と歓声を発します。

 家に帰りついてから、通り過ぎてきた集落の公民館を取り囲んで咲いていた松月桜の写真を撮りに出かけてみました。駐車場に車が一台とまっていました。その人も花見に来たようでした。私がカメラを向けている間に帰られました。

 ところが種子島の桜はまだ続くのです。農村の方に車を走らせれば、緑の山肌に点在する山桜が咲き始めているのです。この景色は地元の人々にImg_7993 とっては、珍しくもない景色なのでしょうが、私のように、桜といえばソメイヨシノと決めつけていた関東から移り住んだ者にとっては、素晴らしい景色に見えるのです。

 「古田の河津桜もよかったけど、西之表に今咲いている桜もいいわね」語り合うご婦人を見かけると嬉しくなります。次から次へと桜を楽しめる種子島、そしてハイビスカスが一年中咲いているのですから、文字通り“花の島”と言えるでしょう。

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