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2019年4月

ニオイパンマツリ

パソコンに向かっていたら、ほのかな甘い香りが漂ってきた。Img_7552

ベランダのガラス戸を開けてみた。部屋からの灯りの中に、ニオイパンマツリが暗闇の中に浮かび上がった。

種子島の西之表市に移り住んだばかりのころ、鉢植えのニオイパンマツリを購入した。鉢に収まりきれなくなって地面に移したのだが、22年間、毎年甘い香りを届けてくれている。Img_7550_1

カミさんに撮った写真を見せた。

「夜のニオイパンマツリも素敵じゃないの」

Img_7551

その翌日、朝から降っていた雨が上って、日が差してきた。

今度は庭に出て、逆方向からパチリ。

義母は何でも丸く刈り込むのが好きだったので、庭師さんに頼んで、二段重ねにして丸く刈り込んで貰ってある。

その義母が亡くなってもう12年になる。

「今年もよく咲いてくれたネ」

亡くなるまで、この家の主を元気に務めた義母の姿が目に浮かぶ。

 

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春が香る

Img_7504  母家の玄関を開けると甘い香りがフワーッと流れ込んでくる。この日の気温は15度前後と、それほど高くは上がらないのだが、それでも春を感じさせる香りが鼻をくすぐる。

 玄関のすぐ前にある棚に、カミさんが小鉢に株分けしたギンギアナムが咲いている。

 Img_7513_new その少し右手にはオガタマが開花。ちいさい花ながら香は強烈だ。

 庭の中央ではシンピジュウムが存在をアピールしている。

 それこそ猫の額ほどの庭なのだが、リハビリから帰ってきて、花たちの間を通り抜けてくると、其の甘い香りが背中を追って来Img_7521 る。

 写真に撮って見る。意外と見栄えがいい。

 「なんだかすごい豪邸の庭みたいだわね。写真はがきを三枚作ってね」

 ご満悦のカミさんから注文が来た。関東に住んでいた頃の友人への近況報告に使うのだ。

 この時期になると、毎年同じ香りを楽しみ、同じことを考え、同じ行動を繰り返してるのだが、その度に、同じように幸せをかみしめている老夫婦である。

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