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雨の降る日は……

 今日も雨……雨空を見上げながら昔のことを思い出す。職業軍人だった父は終戦後開拓団に入植した。慣れない農作業で収穫はゼロ。貧乏のどん底生活の中、私が中学を出たら、父は1町2反の畑を母と私に任せて勤めに出てしまった。貴重な働き手となった私は、雨の日も陸稲(オカボ)の草取りに駆り出されていた。

 

 南国の梅雨は台風並みの豪雨になったり、雷鳴まで轟くが、関東にいたころの梅雨はジトジト雨が通り相場だった。雷が鳴れば梅雨明けが近いことを感じたものだった。それでもときには大雨になる。そんな時は工業高校を出た友人に手ほどきを受けたラジオ作りに取り組んでいた。秋葉原の電気街にも連れて行ってくれた。その当時購入した電気ゴテ、ニッパーなど未だに健在だ。

 

 その延長で社会人になってから音に凝った時期もあった。カーペンターズ、ポールモーリア、ビリーンヴォーン、パーシーフェイスなどをカセットに録音したものだった。クラシックは小品が多かった。

 

誰が言ったか、雨の降る日は天気が悪い……というわけで、この日は50年以上も昔の思い出に浸りながら、別れの曲、カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲などに耳を傾けている。ネコのイークンも目を瞑って、耳だけこちらに向けている。

 

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コメント

ご無沙汰です。
今年の梅雨は、九州地方は豪雨が多いですね。
お見舞い申し上げます。
関東の梅雨明けは昨今 はっきりしないまま開けてしまうような消化不良?
回想は歳を重ねるごとに多くなりますね。
このコメントを記していると大学時代を思い出します。貴殿とは山登りで一泊 ノミに悩まされたことが印象深いかな?共に下駄ばきだったのが時代を印象付けます。
クラシックは、中学時代から放送委員をやり始業前に学校放送していたので、詳しくなり、FM東海でジャケットの裏を参考にディスクジョッキーのアルバイトを思い出します。
何事も昭和の思い出は、ほろ苦いですね。

投稿: 尚さん | 2017年6月30日 (金) 08時21分

・尚さんへ
 コメントありがとうございました。
 最近では高尾山人気がテレビ画面をにぎわしていますが、目にするたびに「尚さんと下駄ばきで登ったんだぜ」とかみさんに自慢しています。
 
 いつもながら、尚さんの写真技術には驚かされています。私も動画に挑戦してみたいとは思うのですが、足腰が思うように動かず、諦めまが先にたっています。
  
 尚さんのブログには若さを感じます。

投稿: | 2017年6月30日 (金) 12時43分

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