珍客騒動
庭を眺めていたカミさんが指差すほうに目を向けると、確かに鳩にしては大きい鳥の姿が見える。木の陰ではっきりと見えないが、カメラを手渡す。
「あ、向こうへ行くわよ」
カメラを受け取って部屋の中を移動する。葉の影から頭だけ出して、こち
らを見ている。カミさんのいるほうへ戻る。またカメラをカミさんへ手渡す。
「またいっちゃった」
またまたさっきのところへ戻る。今度は全身をカメラに収めることが出来た。つぶらな瞳でこちらを見ている。
丁度その時郵便配達が来て、目を放した隙にどこかへ姿を消してしまった。早速パソコンに取り込み再生する。
「キジではないわね。キジバトかしら」
ネットで調べてみたが、似てはいるがちょっと違う。それでは資料館(鉄砲館)で聞いてみようということになった。
「ああ、これはコジュケイですよ」館員は一目見て教えてくれた。山道ではよく見かけるが、村里ならともかく、町中の人家に入ってくるのは珍しいそうだ。
思いがけぬ珍客騒動ではあったが、春先には縁側でメジロが昼寝をし、今度はコジュケイが散策……我が家の庭は小鳥には受けがいいようである。
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コメント
雉(島では鳴き声からケンケンと呼ぶ)も島では良く見かけますなー。
コジュケイは山にワナを仕掛けて毎年獲ってましたよ。昭和30年代貧しい頃の貴重な食材でした。
投稿: 原人 | 2009年5月11日 (月) 22時10分
・原人さんへ
「種子島の野鳥」という本によりますと、種子島に放たれてのは戦後だそうです。(日高実秋氏)
繁殖力旺盛な鳥のようですね。
投稿: ヨッちゃん | 2009年5月11日 (月) 23時31分