« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

白いフリージア

025_5初夏を思わせるような温暖な日は一日だけだった。季節外れの寒波が襲来、ここ二~三日居座っている。おまけに冷たい雨まで降り出した。

所用で雨の中、中種子に出向いた。中山道を行く。種子島の茶所・ 古田の村落を過ぎてしばらく車を走らせたいたら、突然左側に雪が積もったような、真っ白に広がる平地が目に飛び込んできた。種子島で雪が降るといえば古田015_4しかないとはいえ、まさかこの時期に……と思いながら、行き過ぎた車をも戻し、近寄ってみた。

かなり広大なフリージア畑であった。ちなみに種子島はフリージアの球根生産量は日本一だそうだ。これまでにも、赤、黄、紫、ピンクなど色とりどりのフリージア畑は見たことがある。それはそれで色鮮やかで見ごたえあるが、これほどまでに、びっしり詰まった023_2白一色は圧巻だ。

雨の中でこれだけ白が鮮やかであれば、晴天なればさぞ光り輝いていることであろう。晴れた日にまた来ようかと考えたが、今は収穫時、この日は雨天だったからこそ見られたのかもしれない。

北海道富良野の紫のラベンダーの向こうを張って……とまではいかないまでも、見事な種子島の白いフリージアではあった。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

いきなり初夏?!

031 まだ部屋の隅には電気ストーブがしまわずにあるというのに、長袖で外を歩くと汗が吹き出る。寒波が去って、やっと春らしくなったかなあと感じた、その翌日のことである。種子島の春は、今年も足早に駆け抜けていった。

022 赤、白、黄色、ピンク、紫……庭の草木も急に華やぐ。

玄関に入れてあった白いギンギアナムが、部屋中に芳香を撒き散らしている。

「いい匂いがしますねえ」

030 訪れてきた人の顔も思わずほころぶ。

ピーヒョロヒョロ……太陽陽が朧にかすんでいる空高く、トンビが舞う。それでも浮いている雲は、入道雲の様相を呈している。

 南の島らしい季節の変わり目ではある。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

雄龍・雌龍岩と夕日

040 国道58号沿いにある中種子の雄龍・雌龍岩、その向こうに沈む夕日は、種子島の写真展では必ずといっていいほど登場するシーンである。小生も一度撮りたいとは思っていたのだが、写真展に出品するほどのカメラでもないし、さらにそんな腕もないので、わざわざ撮りに行くことは控えていた。

030 ところがつい最近、中種子にいく用事ができた。帰りの時間が雄龍・雌龍岩に日が沈むころにぶつかりそうなので、カメラを持参した。正解だった。

夕日を撮るのは難しい。手前に岩を入れて太陽を撮ると、どうして038 も岩が暗くなる。両方バッチリ収めるテクニックはあるのだろうが、普段は全てオートのお任せ撮影のため、こういうときに困る。

撮り始めてから約20分、沈むまで撮りまくった。何とか見た目に近い画像が何枚か撮ることができた。だが、デジタル一眼レフだったら、もっといい絵が撮れたのではなかろうかと、まだ費用の捻出をあきらめてはいない。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

春の和洋コンサート

002_2 先ごろ開催された三味線陽穂会&種子島ウインドアンサンブルの演奏による「春の和洋コンサート」を聴きに行った。

先ず5歳から11歳までの女の子たちによる三味線の演奏から始まった。鮮やかな撥裁き“種子島の子供たちもなかなかやるじゃん”が第 005_2 一印象。実をいうと私は関東からのIターン組みの一人で、未だに種子島の言葉が喋れない。それだけに島の人の素晴らしさを見聞きしては驚かされている。

3曲目あたりだったと思うが、白髪頭のどこかで見たような人が登 031 場してきた。よく見ると、我が家の車庫を作ってくれた金物店の主人だった。顔見知りの人が出演すると、親しみも倍増する。

続いて種子島ウインドアンサンブルの演奏、パーカッションは外人さんだ。カルメン(Plerude)は一曲目とあってか、ちょっともたついたかなと思われる部分もあったが、次第にテンポも乗ってきた。015

そしていよいよコラボ。SingSingiSingに始まりPIANO CONCERTO NO.21(ピアノコンチェルト)までの7曲、三味の音との調和もバッチリ決まった。演奏者たちも曲が進むにつれ緊張がほぐれてきたのか、曲にあわせて身体を動かし演奏すようになる。聴衆も盛り上がる。アンコールを求める手拍子まで 一致、会場が一つになった。「ルパン3世のテーマ」をアンコール曲に終了、大拍手が鳴り響いた。

思いがけずブラスバンドと三味線の合同演奏という試みに触れ、さすがに日本で一番先にパンを食べた民族の住む島だと、歴史に於ける種子島の占める位置にまで、思いが及んだ演奏会であった。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »