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2009年2月

灯りをつけましょ雪洞に……

002 今年久々に雛壇を飾った。12年前、種子島に移住する際、娘の元に置いてきたのだが、狭くて出せないからと送ってきたのだ。その年に飾って以来だから、それこそ10年ぶりのご対面である。

健在だった母が大喜びをしていた様子を思い出す。娘(私の妻)をそばに座らせ、思いで話を聞かせていた。

「私の小さいころ、この辺りで飾ったのは、土で作ったお雛様じゃったやろなァ」

娘が2歳のころに買ったのだが、その娘も今では今年の春には中学3年になる娘の母親だ。孫娘はこの雛飾りを見たことがないはずだ。爺さん、婆さんが一緒に納まった写真を送ろう。

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市民フェアに一役

013 今年で20回を数える市民フェアが22日の日曜日に開催された。当初は市民講座の生涯学習講座の成果発表が中心だったが、今では小学生から壽大学生まで、全ての年代の活動発表の場となった。保健センターでは健康相談、体力測定や親子ふれあい広場など、市民会館では活花、短歌、書道、絵画などが展示され、ホールでは大学講師の「ここ002_2 ろの病い」に関する講演も行われるなど、市民フェアの名にふさわしい催しとなった。

そんな中、私も名を連ねている男の料理教室の新旧メンバーが集まって、アンダーギー(ダンゴ型のドーナッツ)とドラ焼きを手作り販007_2 売した。昨年も実施ており、見た目はあまりよくはないが味はよいと好評を博した。今年も店開きをするとすぐお客さんが集まってきた。

ドラ焼きは2個入り、アンダーギーは直径約3㌢大5個入りで、共に100円。ドラ焼きは製作途中で電気がこなくなるなどアクシデントに見舞われ、50袋しか出来なかったので、午前中に売り切れてしまった。200袋近く作ったアンダーギーも、雨の降り始めた1時半には完売した。

介護用品、日用雑貨、アクセサリー、果物、野菜、生花などの園芸作品、コーヒーショップなどなど、毎年おなじみの出店も大勢の人が群がり、大盛況の市民フェアであった。

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オシドリならぬヒヨドリ夫婦

011_3 4月並の温かさの後に、ストーブを引っ張り出さなくてはならない冷え冷えとした日がやってきた。

空もどんよりと曇っている。昨日ハクモクレンが蕾を開いたのだが、曇り空では白さが浮き出なかろうと思いながらも、006縁側から見てみたら、なんとヒヨドリが二羽、仲良くとまっているではないか。

カメラを手にそっと外へ出る。ヒヨドリは私の存在に気がついたようだが、逃げない。時折こちらを横目で見ながら、嘴を動かしている。バチバチ撮り捲った。一陣の冷たい風が枝を揺らした。ヒヨドリ夫婦は飛び去った。

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樹齢250年…桜満開

001 名木古木の桜、三分咲きのときにも写真を撮ったが、いま満開となった。樹齢を種子島の歴史資料を展示している鉄砲館に問い合わせたころ、所有者に尋ねてくれた。それによると250年は経っているが、詳しくは切って年輪を見てみなければ分からないという話だっ た。002

その昔、武家屋敷に植わっていた木から取木して植えたそうだ。

私達がこの種子島に移ってきたのは13年前だが、そのころ、この桜は“鉄砲ざくら”という名で親しまれており、その時すでに樹齢250008_2 年と書いてあったと記憶している。だとすれば250年以上は間違いのないところだ。

花のど真ん中に陣取っているヒヨドリの周りを、スズメやメジロなどの小鳥たちが、嬉しそうに飛び回っている。この桜は250年前も同じように、その光景を眺めていたに違いない。

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港の夕日

008_2 やけにオレンジ色っぽい光が縁側に差し込んでいる。いつもの夕焼けの感じとはちょっと違う。西の空を見たら薄くモヤがかかり、太陽の輪郭がはっきりしていた。

これまでにも、かなり夕日を撮つたが、ほとんど輪郭がボケてい011 る。それはそれできれいなのだが、くっきりとしている夕日も撮りたいものと、常々考えていた。

形のはっきりした夕日を撮るチャンスだと、大急ぎで車を出して港に向かった。太陽が横長の黒い雲にかかっている。見る見るうちに沈んでいく。

以前に夕陽ヶ丘公園で撮った夕日とは、また違った顔の夕日が撮れた。

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ただいま二分咲き

023 その昔“鉄砲ざくら”と呼ばれ、日本で一番先に咲く桜として全国にその名を馳せた古木が、いまなお健在である。

もうそろそろ咲く頃かもと、カメラを担いで撮りに行ってみた。二分咲きだった。このままの暖かい天候が続けば、週末には満開になるのではなかろうか。古老の話しによれば、昔はもっと早く咲き始めたそうだ。

田上病院正面玄関の左に隣接する民家の庭にあるのだが、一段と022高い台地になっているため、反対側の歩道からのほうが眺めはいい。

「ほう、咲き出しましたねえ」

カメラを構えていると、通りかかった人も一緒に眺める。真下を通る人は立ち止まって見上げる。車の人も速度をゆるめて見てゆく。

007_3 満開のころ、また撮りに来なくては……。

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